落ち着いた和の家を好む施主の要望に応えた。
広い玄関の正面には、施主こだわりの坪庭が広がる。
立ち話の来客も、部屋の中に通される来客も、必ずこの場で目を奪われるに違いない。
建物の中に水、光、石、緑、自然があるのだ。
贅沢な坪庭を囲うように各部屋が広がる。
真壁和室の造りもこだわった。障子の建具に使用した材は施主支給。
1本杉から作った障子の組子を見ると、木の年輪模様が鮮やかに繋がる。
優しい木の住まいからは、心の静まりと優越感にひたれる家に仕上がった。